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30代女性は仕事に対するモチベーションが下がりやすいことがある?解決策は?

30代になると20代とは異なり、仕事に対するモチベーションが徐々に低下している気がするという女性は多いです。

20代ではやる気と向上心を持って働いてきたとしても、30代になってふと立ち止まった時に、これから先の人生を考えてどのような働き方を選択すべきか悩むものです。

今一度モチベーションを維持し直すために、目標とするキャリアプランについて考えてみてはいかがでしょうか?

今回は30代の女性の仕事に対するモチベーションが下がる原因と解決策についてまとめました。ぜひご覧ください。

 

モチベーションが下がる原因となる3つの変化

どうして30代になると仕事に対するモチベーションは下がってしまうのでしょうか。

30代の女性には、大きくわけると3つの変化が伴います。

  • 体の変化
  • 結婚や出産などライフスタイルの変化
  • 目標とするキャリアプランの変化

です。それぞれについて説明します。

体の変化

20代の頃は多少の無理をしても翌日には回復する体力があります。

しかし、30代になると睡眠不足は如実に身体にこたえ、年を重ねるとともに、疲れはなかなかとれにくくなります。

ストレスなどは肌トラブルとして現われてきやすく、また太りやすく痩せにくい体質になったという声もよく聞きます。

結婚や出産などライフスタイルの変化

20代後半を結婚適齢期といい、35才以上の出産を高齢出産といいます。

30代は女性として結婚・出産のリミットを感じやすい年代なのです。実際に同年代が次々に結婚・出産をしていくと、自分だけ取り残されたような孤独感を感じたり焦りを感じたりすることがあります。

独身時代は自分の生活だけを考えていればよいので、仕事を優先した生活が送れます。しかし、結婚・出産を経験すると、家庭と仕事を両立しなければなりません。

そのため、仕事に専念することは難しくなります。子どもが幼いうちは勤務時間の短縮や子どもの病気で休まなければいけない状況も出てきます。

独身時代とはライフスタイルが大きく変化するのです。

目標とするキャリアプランの変化

20代の頃に理想としていたキャリアプランに対しても、実際に働く中で現実がみえてくると変化します。今後の自分の働き方に対する目標の変化や悩みが生じてきます。

理想や目標に向かってただ走り続けるだけでは結果が伴わなくなり、現実的でより具体的な目標設定が必要になります。

職場での立場も新人ではなく、それなりに責任が伴うポジションになっていくことで、人間関係の悩みや周りの環境に対しての不満も増えていくものです。

30代の女性特有の変化が与えるモチベーションへの影響

30代の女性には大きな3つの変化があることはわかりました。では、その変化はどのようにして仕事へのモチベーションに影響をあたえるのでしょう。

仕事に対してのやる気や向上心はあっても、遅くまで残業すると疲れがとれず、以前とは違い身体がついていかなくなります。体調がすぐれないと気持ちも徐々にネガティブになります。

ライフスタイルの変化は、子どものお迎えなどで定時上がりや勤務時間短縮など、仕事において時間の制限を生じさせます。残業している仲間に対して後ろめたさを感じやすくなりますし、時間内に仕事を終わらせることを優先する必要があるため1つ1つの仕事に丁寧に時間をかけることが困難になります。

こういった変化は自身の目標とするキャリアプランにも影響を与えます。給料は上がらず、責任だけが増えてきて、精神的にもストレスが生じやすくなります。

20代の頃とは異なる30代の変化を自然と受け入れられればいいのですが、実際は20代の頃の自分と比較してしまいます。やる気や向上心はあるのに、うまく実力を発揮できずにいることでモチベーションは徐々に低下していくのです。

仕事へのモチベーションを維持するための解決策

下がり始めたモチベーションはどのように維持・向上させていくのがいいでしょうか。

3つの解決策を紹介します。

プライベートを充実させ、向上心を持つ

何事もバランスが大事です。仕事に専念していると、疲れやすくなります。若い時とは体力が違うことを受け入れ、仕事に対するパワーもセーブする必要があります。十分な休息・睡眠をとり、気分転換を図りましょう。あえて何もしない時間を作ることも効果的です。

仕事だけが人生ではありません。onとoffのメリハリをつけて、プライベートの時間も大切にしましょう。そうすることで、気持ちに余裕ができ、仕事に対してのモチベーションも維持できます。プライベートの充実が仕事へのやりがいにつながるのです。

資格取得の勉強でやる気を出す

仕事=お金と考え、給料をもらうだけのために働いていると、モチベーションは下がりやすく、仕事も長続きはしません。仕事に対して、やりがいや目標をもつことが、モチベーションの向上に効果的です。

資格は仕事に活かせるもののほうが働くうえで有利になります。勉強をする価値を感じられれば、自然とやる気が出てきます。資格を取得する目的や目標が明確化すれば、そのためにどう行動すればいいのかを考え、あとは実際に行動するだけです。

自己投資した分は自分にかえってきます。また、資格という形にも残るのでやりがいも感じられます。

目標や悩み、自分の考えを紙に書き出す

仕事をもっと頑張りたいけれど、自分がどんなキャリアプランを望んでいるのかがわからなくなったときは、紙に書き出すのが効果的です。

目標ややりたいこと、悩みなどを可視化することで、自分の考えを整理することができます。自分にとってどのような働き方があっているのか、自分が本当はどうしたいのかを明確化でき、今後の自分のキャリアプランについて改めて考えることができます。

本当の自分の気持ちと向き合うことで、何を優先すべきかがわかります。そうなれば、あとは行動するだけです。はっきりとした目標があれば、仕事に対してのモチベーションも維持することができます。

おわりに

今回は、30代女性の仕事に対するモチベーション低下の原因を考えると共に、30代女性特有のモチベーションの変化、そして、その解決策についてご紹介しました。人それぞれベストな解決方法はあるかと思いますが、まずは今回の内容で、30代に入り仕事に対するモチベーションが下がってしまっているのは決して自分だけではない、というのを知って頂ければと思います。

周りも同じ悩みを抱えているので、悲観的になりすぎず、今回の内容を参考にしつつ、自分なりにモチベーションを維持する方法を見つけて頂ければ幸いです。

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