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てぬぐい専門店「かまわぬ」のてぬぐいで実現するエシカルとは？

古くは奈良時代から使われたと言われている「てぬぐい」。

昔ながらの知恵が込められたとても機能的な日本の日用品です。また近年ではエシカルな日用品としても見直されているアイテムでもあります。

この記事では、てぬぐいの特徴や専門店「かまわぬ」のこだわりを紹介します。

「てぬぐい」で実現できるエシカルとは？

てぬぐいは多様な使い方ができることから、エシカル生活を目指す上でもぜひ取り入れたいアイテムです。ここでは具体的に2つの視点のエシカルを紹介します。

てぬぐいは、飾る、敷く、拭く、包む、被せるなど多様な使い方ができます。また、使えば使うほど質感や色の変化による風合いの違いが楽しめるのも醍醐味です。

長く使われた、てぬぐいは肌触りが良く、愛着が湧く人が続出しています。持続的に多機能に使える点がエシカル消費にとても相性が良いと言えるでしょう。

多機能性と持続性を併せ持つ日用品

てぬぐいは、もともと職人の手によって作られている日本の伝統工芸品です。けれども、現在は大量生産のできる機械染めの普及や後継者不足などの影響で、売り上げの減少や産業としての衰退が問題となっています。

そのため、伝統的な製法である「注染」を用いて作られた「てぬぐい」を購入することは、伝統工芸産業を応援できるエシカルな消費になります。

このように、エシカルな視点で「てぬぐい」を取り入れる際には、「長く使い続けること」や「製造過程」を考えた選択が必要です。本記事ではエシカルな「てぬぐい選び」の具体例として、てぬぐい専門店「かまわぬ」を紹介します。

かまわぬのてぬぐいは伝統的な「注染」染め方でつくられています。この染め方には、てぬぐいの布地が吸水性がよくなり乾きやすくなる点と柄をリバーシブルに使える点の2つの利点があります。

また、天気や湿度などにより染め方が変わってしまうので、同じ染め方にならず一つ一つに個性が出やすいのも特徴でしょう。手仕事の風合いを楽しむことができる伝統製法のてぬぐいです。

かまわぬのデザインは伝統的な文様からオリジナルの文様まで400種類以上のてぬぐいが揃っています。伝統的な文様にはそれぞれ意味が込められているので、意味合いを込めてデザインを選んでみるのもいいかもしれません。

たとえば、かまわぬのロゴとして使われている「鎌＋○＋ぬ」には昔ながらの判じ物が使われています。これは江戸時代に人気のあった判じ物で、我が身を捨てて弱きものを助ける江戸町人の心意気を表しているそうです。ぜひ「かまわぬ」のデザインの中からお気に入りの文様を探してみてください。

てぬぐい専門店「かまわぬ」の店舗情報

てぬぐいを取り入れる上では、ぜひ特徴や上手な使い方を知っておきたいものです。ここではてぬぐいの特徴やてぬぐいの使い方を紹介します。

てぬぐいの最大の特徴は、布の両端が切りっぱなしになっているところです。切りっぱなしの理由は、反物を切り売りしていたことが由来していますが、ほかにも乾きやすく衛生的に使える利点があります。

なお、切りっぱなしになることで「ほつれ」が心配になるかもしれませんが、都度ほつれてきた横糸をカットすることで、端から約５～１０ミリのところで自然にほつれにくくなります。

てぬぐいの生地は木綿の平織りです。タオルに比べると生地がとても薄く、10枚重ねてもかさばらずに収納できます。そのため近年では、ミニマリストにも人気があります。

また、収納しやすい上に多機能に使えるため、防災や怪我などの緊急時のためのストックにも最適です。

てぬぐいは、飾る、敷く、拭く、包む、被せるなどの使い方ができます。

具体例としては、以下のような用途に使えます。

手拭き・食器拭き・おしぼり・洗顔・ボディタオル・ヘアバンド・ワイン包み・弁当包み・ティッシュカバー・ブックカバー・枕カバー・ランチョンマット・鍋敷き・鍋つかみ・壁掛け・のれん・アイロン当て布・ワイパーシート・鼻紙・マスク・エコバッグなど

かまわぬのYoutubeアカウントでは、実践的な使い方の動画が公開されています。基本的なてぬぐいの包み方なども分かるので、ぜひ参考にしてください。

てぬぐいは生活の中で何役もこなしてくれる便利な日用品です。また長く使うことで質感や色が馴染み愛着のあるアイテムになるでしょう。ぜひおしゃれなデザインが豊富な専門店「かまわぬ」でお気に入りのてぬぐいを探してみてくださいね。

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