ファッション業界でも環境に配慮した物つくりに取り組んでいるブランドが増えています。
「エシカル」「サスティナブル」などのワードを耳にする機会も増えましたよね。
今回は環境に負荷を与えない、労働環境に配慮しながらバッグ作りをしている地球にやさしいエシカルバッグブランドをご紹介します。
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地球にやさしいエシカルバッグブランド5選
海外と日本のブランドの中から、今回は厳選して5つのエシカルバッグブランドをご紹介します。
JW PEI(ジェイダブリューペイ)
セレブが持ち始めたことで話題になった「JW PEI(ジェイダブリューペイ)」はロサンゼルスのブランドです。
大手アパレルブランドでの取り扱いも増えている、大注目のエシカルバッグブランドです。
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高級感のある印象のJW PEI(ジェイダブリューペイ)ですが、動物性の皮革は使用していません。
使用する素材は、
- ビーガンレザー
- リサイクルプラスチック
です。
トレンド感のあるディテールと、洗練されたデザインでありながら魅力的な価格。
「環境にやさしいけど、ファッションも楽しみたい!」という方におすすめのブランドです。
公式サイト:JW PEI
JLOVST TOKYO(ラヴィストトーキョー)
「フルーツと野菜のアップサイクルから始まる巡りの良い暮らし」がコンセプトの「LOVST TOKYO」は日本のブランドです。
廃棄されるフルーツや野菜を原料とし、環境負荷の少ないレザーを使用しバッグを作っています。
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主に使われているのが、
- 廃棄になったリンゴ(アップルレザー)
- ワインの生産時にでたブドウの皮や果肉、種子、茎など(グレープレザー)
- コーンプリオール(とうもろこし由来)とビスコース(再生繊維)のウレタン樹脂(コーンレザー)
など、植物由来のレザーです。
「循環するものづくり」を事業の軸として、
- 大量消費を誘発するような過度なセールはしない
- 堆肥可能な梱包で配送
- 寄付できるポイントを発行
など、ものつくり以外の取り組みにも力を入れています。
全体的に高級感のある仕上がりと、フォルムがしっかりしているので通勤にもぴったり。
また、しっかりしたフォルムなので型崩れの心配をせずに毎日使えます。
公式サイト:LOVST TOKYO
MATT&NAT(マット アンド ナット)
1995年にカナダ、モントリオールで誕生したMATT&NATは、「美しく生きる」をモットーに皮や動物ベースの素材を使用しないエシカルブランドです。
MATT&NATでは、バッグの製造に年間900万本のリサイクルされたペットボトルを使用し、環境に配慮したものづくりをしています。
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また、環境問題だけでなく、生産者の労働環境にも配慮しています。
労働環境で問題となっている、
- 低賃金
- 児童労働
などはなく、
- 年2、3回各工場を訪問し、清潔な作業しペースが提供できているか確認する
- すべての人に質の高い労働条件を保証し、公正な賃金の支払う
という取り組みをおこなっています。
MATT&NATはシンプルなデザインなので飽きがこず、ユニセックスで使用できるブランドです。
公式サイト:MATT&NAT
made on earth(メイドオンアース)
メイドオンアースは、台湾で生まれたブランドで特徴は「軽さ」「シンプルさ」です。
飛行機機内誌で発売され、国内より先に海外で注目されたブランドです。
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ブランドの理念は、
- 生き物を犠牲にしない
- 自然環境を壊さない
- テクノロジーを活かす
です。
理念を元にメイドオンアースでは、テクノロジーを駆使して生まれた素材「マイクロファイバー」を使用しています。
マイクロファイバーの特徴は、軽くて丈夫。そして伸縮性があることです。
マイクロファイバーを使用することで、皮革にように製造過程による水汚染を発生させない、どんな命も奪わないでものを作ることができます。
「軽く」て「丈夫」、そして長く使えるバッグをお探しの方におすすめのブランドです。
公式サイト:メイドオンアース
kna plus(クナプラス)
繊維産業が盛んな福井県は、糸加工、織物、染色、縫製、プリーツ加工は世界に誇る技術を持っています。
その織りの技術を活かすためにkna plus(クナプラス)は生まれました。
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kna plusのPLECOシリーズは、ポリ乳酸という自然に還る植物由来の素材で作られています。
とうもろこしから生まれたポリ乳酸は、バクテリアにより100%分解され、焼却しても炭酸ガスと水になる地球にやさしい素材。糸やタグ、ケアラベルにもポリ乳酸を使用している徹底ぶりです。
また、kna plus(クナプラス)は色展開にもこだわりがあり、日本の伝統色を季節に合わせて展開しています。色名は日本の色彩の美しさを表現する自然由来なのも特徴です。
プリーツ加工の施しは、シンプルな中にも「エコバッグ!」という主張がないので、メインバッグとしても楽しめるデザインになっています。コンパクトになるので、買い物はもちろん、旅行や荷物が多い子連れにもおすすめです。
また、リュックのように背負って使うこともできます。
公式サイト:kna plus
「エシカル」に興味を持つきっかけに
エシカルバッグブランドについてご紹介しました。
バッグは毎日使うもの。
お気に入りのバッグを愛着を持って長く使うことがそれはひとつのエシカルな行動になります。
プラスチックや再生素材で作られたエシカルバッグをきっかけに、地球環境やちょっとしたエシカルな取り組みに興味を持ってみませんか?